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ThinkPad T500とかW500とか [PC]

IntelのCentrino 2発表に伴い,ThinkPadにも新シリーズがようやく発表されました.しかし発売は8月6日だそうで,まだ3週間ばかりあります.どうせ8月6日にならないと発売できないなら,もっと早く発表していれば・・・とも思うのですが,現行機種の買い渋りや,Intelの動向によっては8月6日発売すら危ぶまれた状況では発表できなかったんでしょうね.

とりたてて大きな変更は無いだろうということでMacBook Proを買ってしまっていたわけですが,発表資料を見る限り,概ね予想されていた範囲内の製品で,特に先走ってしまった失敗感はありませんでした.ただ,事前の情報でははっきりしなかったいくつかの点では,はっきりとした進化がみられ,T61系をやり過ごしたTシリーズファンとしては購買意欲をそそられる製品に仕上がっているように思います.

まず,新しいT500やW500では,正式に最大メモリ容量8GBをサポートしています.ようやく,ノートPCも4GBの壁を超えました.これで64ビット版Windows Vistaのサポートがしっかりすれば,本格的に64ビットノートPCとして利用できそうです.

また,バッテリ駆動時間が思いのほか延びました.T500の標準6セルバッテリで最低4.3時間以上だそうです.これはおそらく外付けGPU利用時の値でしょう.W500が6セルバッテリで,外付けGPU利用時に3.8時間,統合GPU利用時に5.5時間です.これと同様に,統合GPU利用時にはおよそ4割長くなるとして計算すると,T500は標準6セルバッテリで6時間以上もつことになります.だとするとだいぶモビリティがあがります.

気になるのは,Centrino 2世代のチップを利用したMacBook Proです.今日明日にでも発表ということになれば,かなり,残念感が強くなるでしょう.ただ,個人的な希望もこめて予想するならば,まず発表されるのはMacBookではないかと思います.というのは,MacBook Proでは外付けGPUを切るという選択肢はないでしょうから,バッテリ駆動時間の大幅な増加はありえませんし,また,現行機種に比べてCPUのクロックもそれほど大きくなっているわけではありません.従って,新製品として消費者に訴求することはできないと思うからです.それよりは,年末にかけて発表されるクアッド・コア(4コア)のCPUを載せるほうがインパクトが大きいのではないでしょうか.

MacBookについて言えば,もともと統合GPUを利用してますから,更にバッテリ駆動時間が延びる可能性があります.それよりもなによりも,もう既に時期を逃している可能性もありますが,秋の新入生シーズンに向けて,新製品を出して消費者にアピールしておく必要があります.そういったわけで,MacBook Proよりも,この時期に新製品を発表しておく価値が大きいのではないかと思っています.

おお・・・ThinkPadのつもりで書き始めたのにすっかりMacの話になってしまいました.
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