Apple MacBook Pro 15インチ（Mid 2009）

6月のWWDCで発表になった MacBook Pro 15インチ（Mid 2009）（2.8GHz, 8GB RAM）を買いました．手元に届いたのが6月16日．それから1ヶ月少々使ってきました．

まず，はじめに，それまで使っていたMacBook Pro 15インチ（Early 2008）（2.53GHz, 6GB RAM）からデータを移しました．クロス接続のUTPケーブルを用いて，つまり，ネットワーク経由でデータを移しました．始めてMacのデータ移行を行いましたが，Microsoft OfficeやiLifeといったアプリケーションから，システム機能設定に入れた拡張機能やATOKのような日本語入力ソフトまで，全てのアプリケーションやデータが，ライセンスも含めて，本当に丸々コピーされることに驚きました．そのため，移行してからも，プリンタの追加など本当に僅かな設定を行うだけで，そのまま仕事を行うことができました．

それから暫く新しいMacBook Proを利用していますが，まず，キーボードが良くなりましたね．それでもThinkPadに比べたらまだまだですが，最悪だった Early 2008 のキーボードからはかなり良くなって，普通のノートPC並みになりました．少なくともキーボードの剛性は高くて，どのキーを強く叩いても，どこかがたわむということは全くありません．かなり作業効率が変わりますので，これだけでも機種変更する価値はあると思います．

それから，熱設計がだいぶ良くなっているように思います．Early 2008はちょっと作業しているとだいぶ熱くなってファンが回るんで，足をつけて机と底面の間に空間を作るようにしていましたが，Mid 2009はそういったことがありません．と，書きながら考えてみると，購入して以来，ずっとチップセット内蔵のGPUを利用しているからかもしれません．ネット上では外付けGPU（9600M）を使うとかなり熱を持つとのことです．しかし，ほとんどの場合，内蔵GPUで問題ありませんので，これで熱問題がある程度解消されるのは嬉しい限りです．

その他，トラックパッドは触り心地は最高だが，ドラッグのつもりが拡大縮小になってしまうことがあって困るとか，やはり最大搭載メモリ 8GBは安心であるとか，グレア液晶は発色が綺麗で良い（Early 2008はアンチグレアでした）とか，何が原因かは分からないがキーボード作業中にトラックパッドに触れてカーソルがあらぬ場所に行ってしまうという現象が無くなったとか，まあ，書けることは沢山あるんですが，その辺はまた別の機会に書きたいと思います．