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VMware Fusion 3.0 vs Parallels Desktop 5.0 [Mac]

暇に飽かしてParallels Desktop 5.0も購入しました.VMware Fusion 3.0をいったんアンインストールして,Parallelsをインストール,ベンチマークテスト(HDBENCH)をしたり,しばらくWindows 7 x64版で使用してみました.VMware Fusion 3.0のベンチマークテストを公開するには,VMwareに許可を取る必要があり,残念ながら,今回はベンチマークテストの結果は公開できませんが,ベンチマークテストの結果とその他体感的な部分を簡単に比較してみたいと思います.

まず,グラフィック周りですが,Parallelsがかなり速いです.VMwareではAeroをオンにすると,ウィンドウの表示などが全体的にもっさりするのですが,Parallelsは普通にストレス無く使えます.ベンチマークテストでも,ParallelsはDirectDraw周り以外は良い結果が出ています.VMwareはAero無しにするとParallelsと大差が無くなるのですが,Aero有りの状態だとRectangleや文字列表示など基本的な描画の速度がかなり遅くなります.

ちなみに,Windows 7のx86(32bit)版,Windows 7のx64(64bit)版のそれぞれでAeroのON/OFFを変えてベンチマークテストをしたところ,VMware Fusion 3.0+Windows 7 x86でAero無しというのが,Parallelsも含めた中で一番速いという結果になりました.VMware Fusion 3.0を使っていて,Windows 7の描画速度に不満がある方は,32bit版+Aero無しを試してみると良いかもしれません.

ちゃんと測っていないのですが,グラフィック以外にネットワーク周りもParallelsのほうが速いように感じました.VMwareは繋がってしまえばParallelsと遜色ないものの,最初に繋がるまでに若干時間がかかり,ややフラストレーションが溜まります.

その他,安定性についてはParallelsには不安が残りました.ベンチマークテストをしたあとにサスペンドすると,何度かParallelsそのものが落ちてしまうことがありました.また,DirectDraw周りの描画は,不安定というか,妙に動作がカクカクするところがあったりします.VMwareでは本体が落ちるということは今のところはありません.

それから,パフォーマンス上の問題はありませんので,ことさら挙げることでもないのですが,Parallelsの本体(prl_vm_app)はゲストOSが32bit版か64bit版かに関わらず,32bitで動いているようです.Mac OS Xが行っているように,32bitの本体の上で64bitのOSを動かすということをしているのでしょうか.ちなみにVMwareの本体vmware-vmxは,ゲストOSが64btの場合は64bitで動作しています.

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